鈴与シンワートで働く〈スペシャリスト編〉

2015年に鈴与シンワートに中途入社しました。当時は、スマートフォンアプリの技術者が少なかったため、私の技術で事業を牽引してほしいと言われて入社を決めました。今、スペシャリストという重要なポジションを任されていますが、実は「スペシャリストになろう」という強い意志があったわけではありません。弊社には、一人ひとりの個性や強みを活かすポジションをつくるという文化があり、自然とスペシャリストになっていたというのが正直な感想です。

現在、私はSaaS開発センターに所属しています。新しい技術を研究・開発し、自社の新サービスをつくり出すことが主な役割です。スペシャリストという名前はけっして軽いものではありません。ですが、重みがあるからこそ、その名に恥じないような仕事をしようと思えるのかもしれません。振り返ってみれば、スペシャリストという名が私を成長させてくれたのではないかと感じています。
私の所属する部署だけでなく、鈴与シンワート全体に、「自分の強みを活かそう」という人財ポリシーがあります。だから、自分から発信して、私の強みはこれです、と言い切れるものを自分の中で育てればいいと思っています。スペシャリストを目指すというよりは、自分のストロングポイントを育てた結果、他の人がその人の得意を名付けてくれるのではないかと思います。

スペシャリストとしての私の使命は、鈴与シンワートの中で新しい挑戦を続けるとともに、会社全体の技術力を底上げするような発信を続けていくことだと考えています。今、会社の中で課題だと感じていることや、将来的に課題になりそうな技術テーマに対して、勉強会という形で情報発信を行っています。
情報発信は社内に向けたものだけではありません。お客様、あるいは採用候補者などの社外に対しても鈴与シンワートの技術力をアピールし、ブランディングすることも私の役割だと思っています。誰かに頼まれたわけではなく、スペシャリストとしてやるべきことを自発的に解釈しながら行っています。
自社サービスを同時に複数開発しながら、社内外に向けた情報発信を行う。自らやっていることとはいえ、やるべきことは無数にあります。いずれにしても、未開の地を開拓するという仕事が、私の性に合っているのだと思います。