鈴与シンワートで働く〈ベテラン編〉
- BPO事業部 山根 克一朗 1999年新卒入社
入社から現在までの経緯
私は法学部出身ですが、就職活動時は就職氷河期ということもあり、将来の成長性がある職種は何かと考え、IT業界を志望しました。私が鈴与シンワートに入社してから20年以上が経ち、会社や世の中の働き方もずいぶんと変わりました。いろいろな働き方を見てきた経験を活かして、若い人たちが活躍できるような、より良い環境をつくりたいと思っています。
鈴与シンワートで楽しく働くコツ
働きやすい環境だからこそ、変化を楽しもう
これまで会計システムや公共事業など、多様なジャンルの案件に携わり、チームリーダーやマネージャー、BPO事業部の立ち上げなどにもチャレンジさせてもらいました。
最近になって、世の中では「働き方改革」に代表されるように働き方の改善が進みましたが、以前のIT業界は「ホワイト」とは言いにくい環境でした。私自身、当時はよく頑張った、と自分で自分を褒めたいものの、あの頃のような働き方は決して現在にはフィットしないと思っています。当時を振り返ると、システム開発の手法などは標準化されておらず、ルールづくりや効率化の意識も薄く、自分たちの心身の健康を配慮するということもありませんでした。そのままでは長期間働き続けられないため、働き方について自分たちで変えていく必要がありました。
今までの仕事の進め方を変えることに消極的な人も多くいましたが、私たちベテランと呼ばれる世代が率先して、働きやすい環境をつくっています。未だ変革期の途上ですので、若い人たちもこれからの変化や進化を大いに楽しんでもらいたいと思っています。
ベテランとして、大事にしていること
人財が育つ環境づくりを大切にしています。人財が育つには「任せる」ことも必要です。当然、時には失敗もあるでしょう。それでも、成長のために、小さな失敗はたくさん経験するべきだと思っています。それがベテランとしての見守り方だと思います。
最も大切にしているのは、人間関係をつくることです。システムの構築や運用の様に技術で解決できることよりも、業務上の人とのつながりが重要になることが少なくありません。私自身、仲間がいたからこそ乗り越えられたことがたくさんありました。「任せる」とは言いましたが、一方で「人に甘えなさい」ということも若手には伝えています。困ったことがあれば、いつでも助けを求められる、そして助けてあげられるような会社をつくっていきたいですね。