シニアエキスパート A.O.

SENIOR EXPERT

1999年10月入社
デジタルビジネスソリューション事業部

A.O.

鈴与シンワートでの職歴を教えてください。

鈴与シンワートに入社してからは主に業務系のシステム開発を担当してきました。 プロジェクトマネージャなどを経験し、3年前から部門を運営する組織管理職についています。 プロジェクトの進捗管理、新規案件の営業活動および評価・検討など、目標達成に向けて部門を運営していくのが私の仕事です。 プログラミングの現場にいた頃より、今の方が仕事は大変ですが、以前に比べ、より大きな視野で物事を見ることができるようになりました。

仕事上で気をつけていることは何ですか?

1つはお客様に対してもメンバーに対しても誠実であることです。 もう1つは、仕事に対しては常に冷静で、論理的であることを心がけることです。 物事の進め方の答えはたくさんあると思います。感情的になって固執してしまうことは 柔軟な発想の妨げになります。そういうことのないように気を付けています。

印象に残っている仕事はありますか?

20代の頃、社外に出てお客様と仕事をした際に、まだ仕事に慣れていなくて積極的に提案するということができずにいました。そんな時、お客様から「あなたはプロでしょ、プロなら提案しなさい。」と叱られたことがありました。 若手ではありましたが、お客様にとっては責任のある大切な仕事のパートナーなのだから、しっかり対応していかないといけないと実感しました。 それが一つの転機になりました。 それ以降も大掛かりなシステムや大変だった仕事もありましたが、やはりそのことが一番印象に残っています。仕事に対する取り組み方を教えていただきました。そのお客様とは長いお付き合いになり、その後も色々と勉強させていただいて感謝しています。

女性が働く職場としてのシンワートはどうですか?

女性にとって働きやすい職場になってきていると思います。 実際に結婚・出産を経て職場に復帰する社員も増えてきている中で、どうしたら女性が働きやすいかということを積極的に考えていく姿勢を持っています。 女性のシステムエンジニアは、今はそれほど多くありませんが、結婚・出産後に職場復帰できる環境がさらに整ってくれば、どんどん増えてくると思います。 システムエンジニアはお客様と接する仕事でもあります。細やかな気遣いや「こうすればもっと使いやすくなるのではないか」といった豊かなアイディアで女性の特性が活かせる仕事だと思います。

ワークライフバランスはどうですか?

社内ではワークライフイノベーション委員会が発足していますし、働き方改革へも積極的に取り組んでいます。 以前トラブルプロジェクトが続く時期があり、その結果色々な部署で時間外勤務が増えたことがありました。そういった経験から、弊社はプロジェクトが計画通り進行しているかをチェックする第三者的な組織であるPMO(プロジェクト・マネージメント・オフィス)を設置しました。また、社員に対してしっかりとした品質教育をしていく取り組みも徹底しています。それらの効果が出ていて、現在では大きなトラブルは発生しなくなりました。その結果、時間外勤務も減り、土日はしっかり休める環境ができています。

鈴与シンワートいう会社を一言でいうと

色々な意味でいい会社だと思います。 社員の働きやすさを考えてくれますし、データセンターやシステム開発など様々なビジネスを展開しているので、キャリアの選択肢も広がります。 また、やりたいことがある社員に対してはチャンスを与えてくれます。 新しいアイディアや提案に対しても頭ごなしに否定されるようなことは無く、メリットがあれば積極的に取り入れていこうとする風土があります。 働き方改革の方向性や風通しの良さをこのまま継続してほしいと思います。

今後の目標を教えてください

未来の人材を育てていくことと、将来のビジネスの種を1つでも蒔いていくことが役目だと思っています。 すでに動き始めていることでもありますが、クラウドサービスなどは今後利用範囲が広がっていく分野だと思います。現在の部署では製造系のお客様がメインですが、今はまだ自社サーバでシステムを運用しているお客様が多くいらっしゃいます。 これからはどんどんクラウドサービスに移行していくと思います。そうなると開発の仕方も変わっていきます。 今後お客様がそういう方向に向かっていくときにしっかり良い提案ができるようスキルアップしていかなければいけないということをメンバーにも伝えていきます。

※本文に記載されている社名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。

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